フルーツバスケットでは様々な恋愛模様がくりひろげられ、カップルが誕生しています。
その中でも草摩家の当主である草摩慊人と草摩紫呉のカップルはいったいどうなっているのか、これからどうなるのか、結末はどうなのか気になるところです。
この記事では「フルーツバスケット|慊人と紫呉のねじれた愛情!結末をネタバレありで」と題してご紹介していきます。
「フルーツバスケット」の慊人と紫呉とは?
「フルーツバスケット」での慊人と紫呉はどういう人物なのかお話しします。
草摩慊人
草摩慊人(そうまあきと)は草摩家の当主であり、十二支のもののけ憑きたちにとって、神様的存在にあたる女性です。
物語終盤まで性別を隠し、十二支たちに高圧的な態度で心身ともに束縛してきました。
特に男性十二支に対する執着は強く、反動は同性である女性十二支に向けられています。
草摩紫呉
戌のもののけ憑きで、物語の主人公である、本田透、草摩由希、草摩夾と同じ家で暮らしていて、3人の保護者的存在でもあります。
職業は作家で、和服で過ごすことが多いです。
草摩はとりや草摩由希の兄である草摩綾女と同級生で3人で当主である草摩慊人の誕生を迎え、成長を見守ってきたひとりです。
「フルーツバスケット」の慊人と紫呉の恋愛事情とは?
紫呉は慊人が生まれたときに、感じた思いを後日はとりに話しています。
手に入れる為なら多少の偽りも利用も問わない
たとえそれが誰かを傷つける結果になっても
※3巻より
慊人は十二支のもののけ憑きたちにとって神様のような存在として生まれてきました。
ですので、十二支の呪いを受けた草摩家の人々はみな慊人の誕生を待ち望み、慊人を愛していくはずでした。
紫呉はその想いが誰よりも強く、慊人を自分だけの者として手に入れたいと思っていたようです。
まだ幼い少女だった慊人が紫呉に質問します。
「紫呉は僕のこと好き?」
紫呉はそのとき、庭に咲いている椿の花を一輪つんできて、慊人に渡しながら言います。
誰よりも君を想う
それこそが揺るぎない事実
好きですよ 慊人・・・
※17巻より
「フルーツバスケット」で慊人と紫呉の関係がねじれた訳は?
紫呉の想いを受けながらも、慊人は他にもいる十二支たちのことも束縛したかったということ、先に呪いが解けてしまった紅野を自分のもとから話したくなかったこともあって、紅野と身体の関係を持ってしまいます。
それを知った紫呉は慊人の実の母親である草摩楝(そうまれん)と、男女の関係になるのです。
お互いがお互いを束縛したいのに、それを素直に表現せず、相手を困らせたり、いじめたり、気のないそぶりをし続けるのです。
慊人は紫呉が自分の母親の楝と寝たことをなじりますが、そのとき紫呉は
「僕があの女と寝たのだって君が紅野と寝たからなんだよ」と答えます。
当てつけのようなものだったのでしょう。
「フルーツバスケット」で慊人と紫呉の結末はどうなる?
慊人は十二支の呪いが解けた後に、十二支たちを集めて自分が女性であったことと、今までのことを詫びるかのような態度を見せます。
その後、慊人は紫呉との会話の中で自分がやるべきことがあるからその人生につきあってほしいという内容を告げます。
そこで沈黙する紫呉に怒っているのか?と慊人が尋ねると・・・
少しね
だって君がもう一度くるのをずっとずっと待っていたんだ
遅かったね
※23巻より
その後紫呉の口から「好き・・・」との言葉があふれます。
まとめ
今回は「フルーツバスケット|慊人と紫呉のねじれた愛情!結末をネタバレありで」と題してお送りしてきました。
幼い頃から慊人のことを好きで好きで自分だけのものにしたかった紫呉が、途中で何度もねじれて、すれ違ってそして最後に心から好きと伝えられたのは、とてもステキなことだと思いました。
慊人は他の十二支たちに色々な仕打ちをしてきましたが、最後に呪いがとけてみんなに対する想いを変えてからはただの恋する女性へと変身しました。
その姿はとてもきれいで、今までのことも許せそうなくらい純粋な姿のようにも思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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